CYCRA C.R.M.ウルトラハンドガード 装着と実走行編
前回の記事で、Cycraのハンドガードを購入した話を書きました。
今回は装着と実走行編です!
届いたので早速到着
アメリカらしく?ワイルドに各パーツがホッチキスで止めてあります。
早速、付けていきます。
関係ないけど花火っぽいパッケージだなぁw
まずはクランプの位置決め
サクッと今ついているアチェルビスのハンドガードを外して、センタークランプの位置決めを行いました。
ポイントは、テーパー(太い部分)がまっすぐになっているクランプポイントに付けることです。
PR5のノーマルのREIKONハンドルバーはかなりギリギリで収まりました。
ちなみに、意外とこのクランプがハンドガードのパーツで一番重く、鉄の塊、という印象でした。
このクランプパーツががっちりハンドルに固定されることで、ハンドガードが回らない様になっています。
アチェルビスは、アンカーは強いと言われてますが、ハードにコケると回ってしまうことが多かったので、コレは期待大!
ただ、回って衝撃を逃がしている、というう解釈もできるので、サイクラはハンドルへのダメージがでかいかもしれません。(まぁ、もうハンドル曲がっているから気にしない。)
バーは意外と軽い
ハンドガードの本体ともいえるバー部分。
ウネウネしてます。
意外とかなり軽く、持ったときの質感も鉄というよりはアルミに近い感じでした。
硬いイメージだったので、重いんだろうなと思いきや、重いのはクランプでバーは軽かったのでびっくりしました。
多分、アチェルビスのハンドガードのバーの半分以下の重さです。
重いクランプが真ん中にあり、ハンドル部分は軽いバーなので、
これは、ハンドリングがむしろ良くなるんじゃ!?と感じました。
取り付け位置が調整できる
クランプ側、ガード側にそれぞれ3つ穴が空いており、
この穴の組み合わせで取り付け位置を調整できます。
自分の場合、ハンドルが曲がっているのですが、左右別々の穴にセットすることで
なんとかハンドガードの装着ができました。
この調整機能があれば、ハンドルバーが長いビッグオフロードでもセットできるかもしれません。
※クランプとバーエンドの距離がかなり長いハンドルは難しいと思いますが・・・
シールドが合体式!
このウルトラハンドガード専用のシールドですが、
実は合体式です。
フルオープン状態ではいかにも通風性を重視しているので、夏場には涼しそうです。
あまり口が大きくないので、ほとんどの石や土はこの状態でもしっかりガードしてくれそうです。
そして、カバーを付けたクローズ状態。
この状態なら、冬の寒い時期に走るときも風が手に当たらず、
手が冷たくなってうまく動かせない、ということもなさそうです。
実際、雪降る中コース走行しましたが、手が寒い感覚はありませんでした。
なにより、この変形機能がオトコノコの心をくすぐりませんか!?
バンパーの装着には注意!
シールドを付けて、最後に真横部分を守るバンパーをつけようと思ったら…
このバンパー、シールドの外側のボルトでシールドと共締めする必要がありました。
それに気が付かなかったので、一回シールドのボルトを外して、バンパーを付けて再度締める手間が出てしました。
みんなはこうならないように気をつけてね!
バーパッドがつかなくなった
テーパーバーを付けてる人は、こんな感じのバーパッドを付けてる方も多いと思います。
こんなかっこいいバーパッドですが、
このハンドガードを付けると、クランプ部分が干渉してしまい、付けられません。
あと、この写真ではクラッチワイヤーがクランプの上を通ってますが
コース走行時にトラブルになったので、必ずクラッチワイヤーはハンドガードの下を通してくださいね!
走行不可になりかけました…
というわけでクランプ部分が当たるところを切ってしまいます!
汚いのは許して
と、カットしてきっちりバーパッドがハマる様になりました。
というわけで、このタイプのハンドガードもバーパッドはつけられます!
が、このあとコース走ったらバーパッドが結構ズレまくったので、
無理にカットして付けないで、諦めてバーパッドを外したほうがいいかもしれません…
KTMのバーパッドならもしかしたら装着できるかも。
コースで走って…コケまくってみた
マディコンディションの御所オートを走ってみました。
もちろん、コケました。
ハンドガードは曲がりませんでしたが、ちょっと回ってしまいました。
(もともとボルトのトルクが緩かったかも)
ただ、ハンドリングはアチェルビスよりも軽くなった感じがしました。
ハンドガードの性能
前回の記事で、ハンドガードの性能の話をしたのですが、
私が考えるハンドガードの性能、というのは下記の通りです。
- 硬さ(コケても曲がらない)
- 重量(軽ければ軽いほどいい。重いとハンドリングが悪くなる)
- 回りにくさ(何かにぶつかったときにくるっと回ったら困るよね)
- アフターパーツの多さ
硬さ、重量、回りにくさともにCYCRA ウルトラハンドガードがアチェルビス X-Factoryハンドガードよりもだいぶ上かなと思いました。
アフターパーツに関してはアチェルビスもCycraも同等です。
ただ、性能にデザインやカラーラインナップも加えるなら、この部分はアチェルビスの圧勝かなと思います。
アチェルビスのX-Factoryのカラーラインナンプは本当にものすごいもので、
アチェルビスロゴの文字色、バーの色まで色々組み合わせがあります。
オシャレにのるなら間違いなくこっちでしょう。
まとめ
- Cycraは固くて重いと思いきや意外と軽かった
- アチェルビスはオシャレ